前述の通りコロシアムのシングルスの前にショーコートでダブルスを観ました。女子ナショナルチームの仁義なき戦いというか、第2シードの青山・柴原に本玉・内島が挑む試合は、1stを青柴がタイブレ終盤の落ち着いたプレーで取り、2ndは青山選手のサービスゲームが肝になってブレークされてから勢いが若手に、マッチタイブレークは再び落ち着いた青柴がリードを広げつつ再び青山選手のサーブで追い上げられるか…の流れから結果的には青山選手の前衛での存在感が効いて突き放し、ランキング通りの結果となりました。なんだか青山を連発ですが、良くも悪くもゲームの中では存在感があったのです(いちばん小さいのに)。特に忍者のようにスーッと出てくるポーチは脅威で、相手のリターンやストロークを撹乱して柴原選手を助けていたと思います。あとはディフェンス、粘り強く拾うし、ストロークで押し込まれても前衛の動きをよく読んでポーチを掻い潜っておりました。ダブルスの戦い方で見習うべき点が多く、次に観戦の機会があれば試合全体よりも青山選手の動きだけ追ってみようかと思いました。優勝を目指して次もがんばってください。