いはらblog

昔はテニスblog、今は酒と食べ物と与太話が多いです🍺🐙

オレがコーチかよ!?

中学校の外部サポーターで音楽の選択授業(ギター)を教えていたミュージシャンが、顧問の転勤により指導者の居なくなった女子テニス部(硬式)のコーチになってからの950日を綴ったドキュメント。 舞台は何かと話題の多い杉並区立和田中学校です。 20080514book 本格的なジュニアの育成ではなく、公立校のクラブ活動ですね。 自身はウィークエンドプレーヤーで指導者の経験の無い筆者が手探りでコーチを始めて、だんだん教え子の特性をつかんで育ててゆく過程が読み物として面白かったです。 著者のblogにも当時の日記が書かれており、これをベースに一冊の本にまとめ上げたのかもしれません。 読んでいると、校庭にラインを引いて仮設ネットを立てての練習風景が出てきたりして、自分が中学生の頃と一緒で懐かしかったです(我々は軟式でしたが…)。あの頃は校内の練習試合で負けて悔し泣きしていた自分を思い出したりもしました。大人になってからはテニスで泣かなくなりましたね。あの頃の熱さよもう一度[E:sign02] (普通は泣かないか…) あとは、物語の端々に話題の藤原校長の人となりや仕事ぶりが出てきたのと、坂本真一さんが筆者の親友でありテニスの師匠であるということで、時々エピソードが出てくるのが面白かったです。 ⇒テニスblogランキング

いつの日か、O先生のコーチ録を読んでみたいなぁ(ぼそっ…)