Babette Pluim (著), Marc Safran (著), 別府 諸兄 (翻訳)
4800円(税込み5040円)
335ページ
ちょっと高いけど[E:coldsweats01] 一家に一冊[E:sign02] お勧めです[E:good]
肉離れのリハビリや予防に関する情報を集めるためにJTAのWebサイトを見ていて、目的だったメディカルセミナー「スポーツによる肉離れ」についてはCD-ROMの販売がなくてガックリだったのですが、こちらの書籍の紹介文を読んだら気になって、ジュンク堂書店で立ち読みして20分くらい悩んでから(高いんだもん…)購入しました。
急性期(2~3日)のR.I.C.E療法・物理療法、中間期(2~3週間)のストレッチや筋トレ方法、治癒期(慢性期:3~6ヶ月)の筋力強化やプレーに復帰するための段階的なプログラムなどが具体的で参考になりました。
これを読んでゆくと、やっぱりトーナメント復帰は秋以降かなぁ~なんて思えてしまうのが困ったところですが、自分の身体と相談しながらトレーニングしてゆきたいと思います。
【他の方のレビュー】
余談ですが、まえだ循環器内科さんのレビューはテニス関連のDVD10種類(60本以上)と書籍35冊について書かれていて参考になりました。私もそのうち本棚紹介コーナーを作ってみたいです[E:happy01]
【目次】 ―テニスパフォーマンスのための医学的実践ガイド―
第1部 外傷・障害の予防とリハビリテーション
1章 テニスの生体力学
2章 試合での生理学的要求
3章 ラケット、ストリングス、ボール
4章 テニスシューズとコートサーフェス
5章 外傷・障害の予防
6章 一般的なリハビリテーションの原則
第2部 テニスによる外傷・障害のすべて
7章 上肢の外傷・障害
8章 下肢の外傷・障害
9章 体幹と脊柱の外傷・障害
第3部 医学的な問題点
10章 脳と神経系
11章 眼
12章 皮膚の障害
13章 心臓と血管
14章 呼吸機能(呼吸器疾患)
15章 消化器系
16章 その他の病気
第4部 テニス特有の問題点
17章 熱ストレス
18章 栄養とサプリメント
19章 ドーピングと薬物検査
21章 遠征するプレーヤーへ
第5部 特定なテニスグループの問題点
22章 ジュニアプレーヤー
23章 ベテランプレーヤー
24章 女性特有の諸問題
25章 車椅子テニスプレーヤー
第6部 テニスメディカルサポートの実際
26章 スポーツドクター
28章 テニスのための筋力トレーニング